Topics
トピックス

お知らせ

活動報告

豊かな海ー伊勢湾を知るためにー海苔の種付け視察に行ってきました。


昨年2022年10月、セントレアの事業パートナーとなってからは、空港島周辺のゆたかな海を未来につなぐSDGsの取り組みの一環として、さまざまな体験と経験をさせて頂いています。


今回は、「海苔の種付け作業」にお邪魔してきました。「海苔」。小さなころからお歳暮で頂き、このころからとても好き。黒砂糖とお醤油でたれを作り、お餅に何度も湿らせて私好みのたっぷり染み染み。ぱりっと炙った海苔をぐるり巻いて、磯辺焼き。お醤油に一味を混ぜ、焼いた海苔にちょんと付け、たっぷりの炊き立てごはんを巻いて食べる。ホタテの炙りもさらに良い。美味しい。


さて、視察は9月19日。セントレアの皆さんといっしょに漁組さんからの説明付きです。そこには、「海苔種付け小屋」。よく見かける「かまぼこ型のビニールハウス」なのですが、遮光シートが被り、私はここで初めての光景。いつもは駐車場となっている場所なので、私にとってはまるで「一夜城」のようでした。家族単位となる小屋が連なり、一家総出。よく働くご婦人方ばかりです。その中には大きな糸車が備えられ、種付け用の網が何重にも巻かれていてぐるりぐるりと回っている。手前の水槽には海苔の胞子を付着させた牡蠣殻がたくさんぶら下げられ、その大きな糸車をぐるぐると回転をさせることで胞子を網に仕込ませる。その網をときどき選び、顕微鏡で胞子の付着具合を確認しながらの作業でありました。


付着後は、低めに設定している水槽でときがくるまで少し休ませ、海の水温が低くなったときをみて、大海原に広げ育てる事でおいしい海苔へと成長するそうです。


一覧に戻る