名古屋港跳上橋(昔)

  • 跳ね上げ、船が航行する様子【名古屋港管理組合所蔵】
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名古屋港跳上橋は昭和2年(1927年)竣工の鉄道可動橋で可動橋の第一人者である山本卯太郎の設計製作による上部カウンターウエイト式の跳上橋です。
名古屋周辺では大正期に紡績業が急激な発展を遂げ、膨大な綿花の需要が生まれましたが、綿花は当時、大阪や神戸港に荷揚げされた後に、陸路で輸送されていました。これを名古屋港へ直輸入し鉄道で輸送するために、臨港鉄道を延伸した際にかけられました。運河の水上交通との両立を図るため、4径間のうち1径間を電動可動式桁とし、運河を船が航行するたびに跳ね上げていました。

施設基本情報

地区

ガーデンふ頭+築地地区

住所

〒455-0032 愛知県名古屋市港区入船1丁目

公式サイト

http://www.city.nagoya.jp

電話番号

052-654-9621

交通案内

【電車】

名古屋市営地下鉄名港線「名古屋港駅」下車 徒歩10分

【バス】

名古屋市営バス幹築地1等「名古屋港」徒歩7分

【駐車場】

ガーデンふ頭駐車場(約530台)